1:在学中の専攻

住宅建築の設計をメインに公共建築設計、日本建築・西洋建築の歴史を学んでいました。

2:どんな学生生活を送ったか

バイト三昧でしたね。友達との遊びや建築雑誌、建築探訪の費用に充てていました。
バイト内容が一眼レフカメラの販売だったので、この時の得た撮影技術がモデルハウスの撮影時など
現在の仕事に役立っているかなと思います。

3:前職はどんな仕事か

建築・不動産とは全く違う業種ですが、ドラッグストアの店舗管理・従業員への指導を行っていました。

店舗管理では、品出・発注・接客などの通常業務に加え、日々本社から降りてくる様々な指示を、
無駄なく効率よく営業時間の中で完遂するために身に付いたタスク・スケジュール管理能力は、
お客様をはじめ不動産業者や銀行、現場監督など多くの方が携わる現職において重要なスキルとなりました。

また接客時や従業員への指導時においては、同じ言葉・説明であっても相手によって伝わり方が違うと学びました。
このことは、様々なお客様と打合せすることが多い現職でも役立っているかと思います。

4:今の仕事内容は

僕が主に担当しているのは【住宅】の営業です。

住宅営業の仕事は、お客様の現在の住まいの悩みを解決し、これからのライフスタイルや住まいへの
ご希望を伺いながら理想の住まいづくりのサポートをしていくことです。

住まいづくりのサポートと一言で言っても業務内容は、建築用地のご提案や間取りプランの作成・ご提案、
資金計画を作成してそれらがお客様にとって無理のない計画かを判別し、お客様によってはお住まいの
持家やマンションの売却などのお手伝いと多岐にわたります。

5:仕事のやりがいや面白さ

各業務によって専門的な知識や経験が必要で、且つ最新の情報が求められるので自分自身が
日々アップデートされているような充実感があります。

何度も打ち合わせを行い、一緒に悩みながら理想の住まいが完成したとき、自分の家のことのように
嬉しくなりますし、お客様の笑顔や感動から何とも言えない幸福に包まれている雰囲気を感じます。
そのときが一番仕事にやりがいを感じる瞬間です。

6:今後取り組みたいことは

ヒアリング力の向上…住宅営業の仕事は住まいづくりのサポートですが、本当の使命は住まいづくりで
夢や願いを叶えた先にある、心も身体も充実した生活をお届けすることです。それを実現するためには
お客様自身でも気づいていない問題点や悩みを他愛ない会話の中から汲み取る必要があると思います。

7:就活生、転職を考えている方へ一言

僕自身、中学生の頃に建築関係の仕事に就きたいと決意し、高校と専門学校で建築について学んできたにも関わらず、
一度は建築とは全く関係のないドラッグストア業界という寄り道をしました。それでも寄り道は無駄ではないと思っています。

僕の個人的な考えですが、不動産に関する仕事は過去のどんな経験やスキルも活かすことができる仕事です。

話すことが得意な人・人付き合いが上手な人・計算が得意な人・デザインが得意な人など、
不動産のことは何もわからなくても、それぞれ好きなことや得意なことで活躍することができると思います。